物事が上手くいかず悩む時「まずは、片付け」をお薦めする理由

この記事では、

  • 悩み・落ち込み、次の行動に立ち止まってしまった方
  • 思考が混乱し「何をしたら良いか」も考えられない状態の方

に向けて、「まずは、お片付け」で思考の整理をお薦めしています。

片付けで手を動かすこと自体が行動になる

物事が上手くいかず悩む時、行動力が大きく低下します。

それは、今まで「これで良い・こうあるべき」と信じていた行動が上手くいかなくなる為、当然の事と言えますね。自信を無くした瞬間でもあるでしょう。

そんな時は、落ち込みつつも解決策を模索するのではないでしょうか?

人に相談したり、書籍を読み・動画を観たり、セミナーに足を運んだり…。

「悩みの解消の為」とは言え、気力を消耗し心身が疲れ果ててしまいます。

そこで、あらゆる解決策に着手する前に「お部屋の片づけ」をお薦めします。

片付けで不要品を認識し続ける事で、頭の思考回路も「不要を見つける」方向にセット。悩みの核心を取り巻く「不安」が整理される。

お部屋をスッキリと片付ける為に「自分にとっての不要品」を選別していきます。手を動かし、それを繰り返す事で、頭の思考回路は自然と「不要なモノ・コト」を探すようになります。

人間の思考は全く関係のないモノ・コトでも一つの思考回路にあてはめようとするものです。(私は専門家ではありませんが、自分の経験・他人が話す内容で頻繁にそう思います。)

不要品を選別する「集中力」と「手を動かし続ける行為」はそういった思考回路を強化し、混乱した頭の「不安」という名の霧を整理解消してくれます。

外に向かって行動する前に、片付けで「不安を整理し、悩みの核心を認識する」

必ず向き合う事になります。先に認識を深めた方が解決策の遠回りになりません。

お片付けの注意点

物を片付ける時「必要な物を選択しよう」と思っても出来ないと思います。

人は視界に入る環境・空間が「自分の世界・居場所そのもの」だからです。

不要品を視界から消す事でしか環境・空間の変化は得られません。

私の経験ですが確信を持っています。

物は自分の価値観の投影⇒不要品は過去の価値観

「今」の価値観とのズレに気がつける。

不要品を選別し決断する際、理由となる思いや感情を観察する事になります。最終的に取捨選択を決定づける理由を必ず自分で見出します。

物の取捨選択をしながら「自分が何を思っているのか。…思っていたのか。」改めて認識する事になります。

深く考えていなくても、必ず「今」の価値観で取捨選択を決断しています。

何となく空間もスッキリ整い、自分も「スッキリした」と言う感覚で終わるのは少し勿体ないと。私は思ってしまいます。

物を通して「過去は必要だと思っていたけど、今はどう思う?」の問いに答えながら、お片付けを強くお薦めします。

思考の認識方法として…紙に辛い思いを書き出し言語化する方法がありますが、直接的で辛く負担になる事もあります。

片付けは、物が緩衝材となり感覚的に内省できる利点があります。

「今」の価値観を強化すること。

取捨選択の決断で理由を言語化すること。

これにより、混乱する悩み・迷いを整理されます。

「解決するには、どう考えたら良いのか?」が見えてきます。

まとめ
  • お片付けは、「片づける」行為自体が、頭の中の思考を整理・分別する行動
  • 悩みの根本原因を言語化し、必要な解決策が明らかになり、迷走を防ぐ効果がある。

今すぐ出来る行動で、お金がかかりません。

頭の中の思考を整理し遠回りせず、次の一歩を踏み出して頂きたいです。